活動のあゆみ


平成8年 春    

除草剤の散布→抗議に対して市側から今後散布しないとの解答。

 

平成8年8月    

「大学村の森」自然を守る会、発会する。

 

平成8年11月    

署名活動→近隣の空き地となった国有地の買い上げ併合整備。2300余筆が集まる。

 

平成9年5月8日     

「市民の声を聞く課」に署名提出。

自然を守る会初代代表 小笠原惠子ほか。 南栄町内会会長持田氏、他三区町内会会長。

 

平成9年5月12日 

市から、持田会長を通じて買い上げ整備へと進める旨の解答。

 

平成10年1月7日 

市公園計画課より、持田会長あてに市の計画に策入したとの連絡。

 

平成10年         

公園計画課との話し合い開始。

 

平成10年8~9月         

住民の意見をまとめる方向性が必要となる。

 

平成11年5月23日         

緑化コンサルタント活動家 長谷川栄氏にご足労願い「森」を踏査。 これが専門家を迎えての活動の第一歩であり、大いに勉強になる。

 

平成11年7月16日         

「森」の今後について要望書提出。 近隣住民の声を集約したものの提出を求められる。

 

平成11年8月  

北海道新聞に、この「森」についての取材を働きかける。

 

平成11月8月27日         

北海道新聞に記事掲載→「大学村の森」周辺国有地買い取りへ。

 

平成11年8月29日     

「森」で説明会、意見交換会として集いを開催。

札幌市環境アドバイザー北海道自然保護協会常任理事 福地郁子先生を、お迎えして現地勉強会も実施。

 

平成11年10月16日     

自然ウォッチングセンター 島田明英先生をお迎えして、「森の集い」子供向けを開催、都会の森でのネイチャーゲーム

 

平成12年1月27日     

要望書再提出、近隣四か所町内会会長連盟。

 

平成12年3月8日     

北海道環境財団へ助成金申請、4月28日交付決定。

 

平成12年5月20日    

「森の集い」ハルニレの幼木試験植樹実施。高橋延清先生、藤原滉一郎先生みえられ、「森」とのこれからの関わり方についてお教えを頂きました。

 

平成12年6月1日     

国有財産北海道地方審議会にて、本件用地売却承認。

 

平成12年7月5日     

要望書再提出。(「守る会」のほぼ固まった案として)

 

平成12年7月27日    

森の中で中国健康体操:「森で木から気をもらって健康になろう」錬功十八法理事 菊池栄子先生

勉強会:「大学村の森ってどんな森?」 北海道大学 春木雅寛先生

 

平成12年9月2日     

札幌市近郊湖畔林、防風林見学会(今後の参考のため)

 

平成12年9月19日     

「森」の南側の道路計画に対して見直しを要請。

 

平成12年11月22日    

第1回「大学村の森」整備に係る説明会。

 

平成12年12月20日     

独自の調査に基づき、「森」の南側の道路計画に対して見直しを再要請。

 

平成13年1月10日     

北海道環境財団助成金交付確定。

 

平成13年1月19日     

第2回「大学村の森」整備に係る説明会。

 

平成13年3月2日     

第3回「大学村の森」整備に係る説明会:ゾーンニングなど基本計画についてはこれが最終回となる

 

平成13年3月8日     

環境サポートセンター活動パネル展に参考出展。

 

平成13年3月20日

13年度助成金交付申請書提出→4月27日交付決定。

 

平成13年4月5日     

市の公園計画課、造園課の担当者と面談。

この後の担当部署は造園課となる。

 

平成13年4月30日

「森」踏査>

地表植生の再確認:造園課より寺山係長、外崎職員、日本データサービスより笠室長が来られた。

フキタンポポへの認識を深めた。

    

平成13年5月8日     

フキタンポポの移植仮植え。

 

平成13年5月9日     

東土木センター前川職員と現地面談。(保護手入れの新任担当者)

 

平成13年5月20日

「森の集い」実施。春の森を楽しみましょう!:環境アドバイザー福地郁子先生をお迎えして。

 

平成13年5月23日

埋蔵文化財の調査試掘があるため、市の外崎職員と植生保護の見地から踏査、作業への要望申し入れ。

 

平成13年6月3日

拡張整備区のハルニレ幼樹や山野草の移植、「森」の東方に仮植え地を設ける。(北大の春木先生来てくださる)

 

平成13年6月4日~10日

埋蔵文化財調査試掘→この調査の結果では痕跡得られず。

 

平成13年7月8日

見学会実施:北大の春木雅寛先生の解説をいただく。

清田区「平岡公園」:自然観察指導員 佐藤祐一氏の案内で林内と湿原植生を見学。湿原の造成と継続されている努力は圧巻。大谷地緑地にも到達、都市の真っ直中だが沢の出口の小森林は保護に値する。

北区「拓北の森」:地元の「拓北の森探検家」の案内で開拓後放置の再生林を見学。

 

平成13年7月19日     

「森」の南側の市道計画に関して東土木センターで面談、造園課の外崎職員も参加。関係町内会への説明、意見を聞く会が7月26日に実施される。

 

平成13年7月24日     

仮植え地の草取り。

 

平成13年7月30日    

造園課と面談、施工内容の概要の説明を受ける。当方からの要望も表明。

 

平成13年8月7日     

拡張区の保存樹、植生の印づけ、囲いを行う、外崎職員立ち合い。

 

平成13年8月10日     

東土木センターで市道計画のその後の経過説明:町内会への説明会の状況など。

 

平成13年8月23日     

近隣住民への工事説明会開催。(造園課主催)

 

平成13年8月29日    

東土木センター前川職員ほかと現地面談。

除草の方法について確認、ハンノキの老朽木の対処方法について検討、継続案件とする。

 

平成13年9月7日     

「森の集い」開催:工事の概要について、市の設計を説明。

中国健康体操「練功」の実技指導。

 

平成13年10月 8日     

ハンノキなどの幹のペンキいたずらを削り取り、10本程。

 

平成13年10月9日     

本工事着工。

 

平成13年10月21日     

老朽ハンノキの要対策候補3本について現地検討。

 

平成13年10月24日     

造園課外崎職員、工事の監督小原氏と老朽木の対処法決定。

 

平成13年10月27日     

残っていたフキタンポポ、ホウズキなど移植。

 

平成13年11月2日     

東側の歩道、車道の落葉集め、林内へ散布。

 

平成13年11月19日~20日

老朽木幹下ろし、枝下ろし業者実施、当方立ち合い。

 

平成13年12月5日    

12年度に植えたハルニレ3本と、今春の植え主不明のサクラ1本の冬囲い実施。

 

平成14年3月15日     

13年度工事完了。14年度を前にして、質問、要望など懇談

市:造園係長、外崎職員 当方:代表ほか4名

 

平成14年3月26日     

環境サポートセンター活動パネル展に参加出展。

 

平成14年3月31日    

14年度北海道環境財団助成金申請。後日、今回は惜しくも選考にもれる。

13年度工区の張り芝の部分が、雪解け後の浮き上がり、蹴り上げによる剥がれを、会員、市民参加で芝踏み。

 

平成14年4月3日      

造園課外崎職員、工事の現場代理人、13年度工区の雪解け後の状況を確認してもらう。

 

平成14年4月16日     

工区内の片付け大方終了、黒土、砂利交じりの残土の今後の扱いについて造園課と意見交換

 

平成14年4月19日     

「森」の近くの北大所有地(現況は立ち木の点生する草生地)が北大の政策により、売却となることを確認。山野草移植の了解を取り付ける。後日、市造園課にこの売却予定地の草木を表土ごと「森」に移植できないか検討と、北大への交渉を提案。

 平成14年4月28日     

北大売却予定地の山野草を移植。オオウバユリ、オオハナウド、その他

 

平成14年4月30日     

東土木センター、造園課、当面の維持管理について現地打ち合わせ。新任の造園係長 高畑氏が来られた。

 

平成14年5月1日    

5月12日の「大学村の森の集い」に向けて、東三郎先生と打ち合わせ。(於:盤渓 がむす)

 

平成14年5月5日     

東三郎先生、「森」の下見に来訪。

 

平成14年5月12日     

「森の集い」実施。苗木育成バイオブロック「カミネッコン」の作成実習。東三郎先生よりご講話。

 平成14年5月26日     

保護区内草刈り実施。

 

平成14年6月17日     

会の機構変更、役員分担変更。顧問として、加納氏選任。監察として岡田氏、鈴木氏選任。

 

平成14年6月20日     

札幌市立北園小学校にて5年生、PTA参加、「カミネッコン」の製作実習を総合学習として取り上げ実施。当会よりアシスタントとして参加。

 

平成14年6月25日     

造園課訪問。14年度以降の工事方針について申し入れ。市の方針打診。

 

平成14年6月30日     

5月12日の「カミネッコン」にハンノキ、ハルニレほかの稚苗を移植、市民参加。また、12日に11ポット作った苗木入りカミネッコンを「森」に定植。

 

平成14年7月5日 

造園課主催の工事説明会開催。(午前:現地青空、夜:北栄会館)印象としては、基本計画の精神に則ったものと評価できた。

 

平成14年7月19日     

オオウバユリ移植地の草刈り実施。買い受けしたハナショウブの成苗7株植え付け実施。

 

平成14年7月下旬     

保護区南側(旧遊具設置場所)の水溜まりに「ぼうふら」発生。ここを湿生植物園、ミニ池設置への足掛かりにしようとした構想は諦めざるを得なくなる。

 

平成14年8月7日     

「森」の南側の予定の市道改良工事について、土木センターにて説明を受ける。9月中旬着工直近の住民の意向重視の姿勢では共通。会からは、雨水の保持、樹木の極力保存、表土の保存、迷惑駐車の防止を考慮した工法を要請。

 

平成14年8月25日     

「森の集い」実施。鮫島淳一郎先生のトーク:ご自身と札幌の自然との関わり、大学村の辺りの地史説明。

 

平成14年9月上旬     

市道改良工事開始。結局、道路敷内の樹木はほとんど伐採された。

 

平成14年9月初旬

トイレ着工。申し入れてあった、向きを斜めにする件、盛込み。

 

平成14年9月8日     

ぼうふら発生の水溜まり対策開始。 市の工事として、土の入替え。区域付近の幼樹を会で移植。

 

平成14年9月15日     

山採りのハギの苗を植込み。

 

平成14年9月17日     

本工事着工。今年のメインは、第一期工事に当初掲上されていた植樹工。これが、計画変更で、樹種および配置、密度が単純、過密となってしまい基本計画のイメージと大きく違いがあったため、何度かの申し入れの結果、現場での変更、将来的な調整を確保。

 

平成14年10月26日

 「森」の東側のニセアカシア中径木、前夜の強風で根際から折れる。隣のハンノキに懸り木状態になったところを会員鈴木氏が発見。応急に、通行迂回の処置をとりつつ土木センターに連絡、事なきを得る。

 

平成14年12月2日      

今年度工事完了。

 

平成15年2月17日    

13年10月21日に、樹幹腐朽危険防止で枝をほとんど下ろしたハンノキ大径木の幹、高さ10メートル程あったものを、市が更に切断。2メートル程になる。致し方なし。

 

平成15年2月21日     

第3期工事開始を前に、造園課と面談。今回が最終期となりそう。南側の「修景ゾーン」がメインで、今回はイメージの相違は少なかった。只、案内板、由来の看板については、会の意向を取り入れつつ作ってもらう内諾を得た。

 

平成15年3月20日 

総合案内板1基、完成。西側エントランスゾーンの位置。